7つのフレームワーク

公開日:  最終更新日:2019/04/01

消費者を主人公にした文章を書く場合、
物語に欠かせない7つの基本要素があります。
その物語はこうなります。
何らかの目的を持つ主人公が、それを達成する前に問題に出くわす。主人公が絶望の淵に立たされたとき、導き手が表れて、計画を授け、行動を促す。その行動により、主人公は失敗を回避して、成功に至る。
そして、具体的に7つのポイントをまとめたものが以下のものになります。
7つのフレームワークの概要
1.主人公
ストーリーブランドの基本原則その1:商品やサービスではなく、消費者を主人公にする。
2.問題の特定
ストーリーブランドの基本原則その2:消費者が買うのは外的問題に対する解決策ではなく、内的問題の解決策である。
3.導き手の登場
ストーリーブランドの基本原則3:消費者が求めているのはもう一人の主人公ではなく、導き手である。
4.計画の提示
ストーリーブランドの基本原則その4:消費者が信頼するのは計画を提示する導き手である。
5.行動喚起
ストーリーブランドの基本原則5:行動を促されない限り、消費者は行動しない。
6.回避した失敗
ストーリーブランドの基本原則その6:人間は悲しい結末を避けようとする。
7.成功する結末
ストーリーブランドの基本原則その7:商品やサービスの価値を推測してもらおうとせず、必ず言葉にして伝える。
(『ストーリーブランド戦略』より)
有名な『神話の法則』では、12の場面があります。
1.日常の世界
2.冒険へのいざない
3.冒険の拒絶
4.賢者との出会い
5.第一関門突破
6.敵との戦い・仲間との出会い
7.最も危険な場所への接近
8.最大の試練
9.報酬
10.帰路
11.復活
12.帰還
映画でも、アニメでも、このストーリーにのっとって書くとよいと言われています。
「ストーリーブランド・ブランドスクリプト」は
これを踏まえて7つのポイントに絞っていると私は思います。
そして、商品を提供する側は
主人公ではなく
導き手
このポジション
これが重要です。
このストーリーブランド・ブランドスクリプトのひな形を無料で利用するには、
mystorybrand.comにアクセスしていただきたい(訳注:英語版のみ。ひな形の内容は本書で充分紹介されているため、本書の内容を実践するためにウェブサイトにアクセスする必要はないだろう)。ブランドスクリプトの画面は図3.1のように表示される。(『ストーリーブランド戦略』より)
図3.1はP.53にあるので、みてください。

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