ストーリーブランド戦略ー主人公
フレームワークの構成要素には、学ぶべき絶対的なルールがある。物語を書く過程の概要を知っただけで、実際のルールを学ぶ手間をかけていない見込み客に商品の価値が伝わっていない(『ストーリーブランド戦略』より)
今回は
CHAPTER4 主人公
消費者が求めているものを明確にして簡潔に伝える
ストーリーブランドの基本原則その1:商品やサービスではなく、消費者を主人公にする。
主人公(消費者)の求めるものは?
ここで明らかにするのは、主人公(消費者)が求めるもの
・消費者の潜在的欲求を明らかにする・物語に空白を作る―主人公と主人公が望むものとの間にずれを設ける・消費者の願望をひとつに絞る・消費者の存続(サバイバル)に関わる願望を選ぶ・消費者が物語に抱く興味とは
消費者の潜在的欲求を明らかにするとは 物語りに空白を作るということ
物語りの空白の力を理解するとは、人間の脳が欲求を覚える仕組みを理解すること
物語に空白が生まれ、その空白が埋まることには、人間の行動を促す磁石のような魅力がある。
つまり、消費者が望むことを定義し、マーケティング資料でそれを前面に押し出すと、物語に空白が生まれる。
また、
存続(サバイバル)とは
安全、健康、幸福でありたい、強くありたいという、人間の根源的欲求=浸食し、生殖し、安全に過ごすための経済的、社会的手段を有していたいという欲求のこと
例
金銭的節約
時間の節約
社会的つながりの構築
社会的地位の獲得
資源の蓄積
思いやりを発揮したいという人間本来の欲求
意義への欲求
消費者の欲求を定義する(目的地をはっきりさせる)ことがここでは重要である。
そして、存続(サバイバル)に関わる欲求の中の一つに絞ることが大切である。
私は「主人公」の欄には
主人公がどんな人かを書くのかとばかり
思っていました。
悩み・欲求を書くんですね。
さて、
あなたのお客様 主人公が求めるものは何ですか?
Your Message