キャッシュ・フロー 会社の場合
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』エピソード6-キャッシュ・フロー 個人の場合はこちら
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』エピソード6 ―キャッシュ・フロー―
今日は会社の話
キャッシュ・フローが重視される理由
〇「利益」よりも「キャッシュ・フロー」を重視する会社が増えている
〇キャッシュ・フローは現金しか考慮にいれていないが、利益は目に見えない負債なども考慮に入れている
〇お金があることと儲かっていることとは別次元の話
〇「利益の視点」「キャッシュ・フローの視点」など、複数の視点・指標を持つことで、はじめて会社の経営状況を正確に把握することができる
年が明けると
起業している人は
確定申告の準備が始まります。
確定申告に必要なのは
貸借対照表と損益計算書
〇貸借対照表⇒資産や負債を把握
(https://www.eurekapu.com/what-is-balance-sheet より)
〇損益計算書⇒利益を把握
(https://www.eurekapu.com/basic-knowledge-of-pl より)
会計には 利益って名前がついているものがたくさん出てきますが、わかりやすい表がありました。
(https://www.eurekapu.com/basic-knowledge-of-pl より)
売上原価は仕入れ先代金
販売管理費は従業員へのお給料等
営業外費用はたとえば、借入金の支払利息
営業外収益は 貸付金の利息等
特別収益・特別損失は臨時偶発的な利益・損失
特別損失は今年だと台風の被害
法人税等は税務署へ払うお金
そして、最後に残った当期純利益を株主が配当金として分配される
ざっとこんな流れです
あとこれに会社で必要なのは
〇キャッシュ・フロー計算書⇒お金(現金)の出入りを把握
会計におけるフリー・キャッシュ・フローは次の計算式でわかる。
営業活動によるキャッシュ・フロー+投資活動によるキャッシュ・フロー=フリー・キャッシュ・フロー
つまり、営業と投資による現金収入を計算することで、会社の中長期的な力を見ることができる
細かい数字は税理士さんにお任せするとして
大ざっぱでもこれくらいの知識を
経営者として知っておけばいいのかなと思います。
ところで 覚えていますか?
『さおだけ屋はなぜ潰れないのか?』エピソード1によると
企業は継続することが大前提
継続するためには利益を出すことが必要
さて しつもん
利益を出すために あなたは何ができますか?
Your Message