ストーリーブランド戦略ー従業員の貢献意欲を高める
chapter13 従業員の意欲を高める
ストーリーブランドを活用して企業文化を変える
SUMMARY 従業員の貢献意欲を高めるメッセージが曖昧な時に混乱するのは消費者だけではない。組織内のメッセージが曖昧で、足並みをそろえる物語が存在しないと、「語りの断絶」が発生する。「語りの断絶」に感染した組織は、雑音の増加とあいまって、組織の分断が進み、生産性が上がらなくなっていく。企業は生産性と効率性に生じるこの隙間によって、巨額の損失を出しているのだ。会社の中心にはすべてを統一する物語が必要だ。ブランドスクリプトに基づく物語によって、企業文化(ソートモスフィア)を向上させると「語りの断絶」を排除できるようになる。そして、組織が語るべき物語を経営陣がしっかり説明することが重要だ。「使命遂行(オン・ミッション)」プログラムを始めるのに、ストーリーブランド・ブランドスクリプトはその出発点になる。
※(ソートモスフィア:「thought(思考)」と「atmosfhere(雰囲気)」に由来して作られた言葉)
使命を遂行している企業は、何が違うのか統一された共通の物語に基づいて、その活動を行っている使命を遂行している企業は従業員の物語を理解しているストーリーブランド・フレームワークを外部に対するマーケティングに活用すると「消費者への価値提案」になる。社名において貢献意欲を高めるために活用すると、「従業員への価値提案」に変わる。経営陣が手に入れたいものは、導き手を演じることでしか手に入らないチームに対するリーダーの視点から作成されたブランドスクリプト ⇒ 従業員が主人公、経営陣が導き手導き手は尊敬され、愛され、耳を傾けられ、理解され、指導者として求められる。消費者の物語と会社の物語が従業員の物語と足並みをそろえたとき、利益だけでなく、癒しにもつながる錬金術が手に入る。市場での思考が美しい物語になるのは、やりがいのある課題を達成する従業員が、その意欲を個人的な夢に結びつけるときだけだ。
従業員満足度という言葉があります。
従業員満足(じゅうぎょういんまんぞく)とは、英語: Employee Satisfaction (ES) の訳語である。従業員満足度とも呼ばれる。従業員の会社に対する満足度を高めることが、企業の業績を向上させる事に繋がるという考えのことを言う。
元来顧客満足度を上げることが、企業業績の向上に繋がると考えられてきたが、それだけでは従業員のモチベーションが下がり業務効率が低下する例が見られた。これに対し社員満足の向上が顧客満足につながり、ひいては業績向上による株主利益に結びつくと考えが生まれ、近年注目を浴びるようになった。 ( 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』)
従業員にもその人の人生がある
仕事をすることによって、その人の人生のミッションを遂行できれば、いうことはないと思います。
従業員を主人公にする物語を描くことは、その会社にとって、従業員満足度を上げることにつながると思います。
以前 実話に基づいた
映画『日本一幸せな従業員をつくる!~ホテルアソシア名古屋ターミナルの挑戦~』を
見たことがあります。
赤字続きの名古屋の老舗ホテルの再生物語
ひとりひとりの従業員を大事にしていったことで
ホテルが再生されていく話
まさに、従業員が主人公の物語をつくることから始まりました。
こんなホテルもあったんです。
このホテルは今は閉鎖されています。
私はもっと早く知って
こんな温かいホテルに泊まりたかったなと思います。
あなただったら、従業員さんのどんな物語を創りますか?
自分も幸せ 家族も幸せ お客様も幸せ 従業員も幸せ
幸せ主婦起業
今日も心躍る一日を (^^)/
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